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考えられる乾癬の原因

乾癬のメカニズムは表皮の新陳代謝の異常ですが、
その異常がおこる原因は、医学的には分かっていません。
よって、乾癬の確実な治療法・予防法といえるものもありません。

ただ、多くの乾癬患者に見られる傾向は、ある程度まとめられています。
ここでは乾癬になりやすいパターンを紹介しましょう。

精神的ストレス

乾癬を起こすきっかけとして最も有力な説は自律神経の乱れです。

その自律神経を乱す最大の原因は、精神的なストレスと言われています。
乾癬で病院を受診する人の多くが、
職場や家庭でのストレスが多いという経験則があります。
受験に失敗したなど、強いショックを受けた後も乾癬になるケースもあります。

人間は大きなストレスを受け続けると、免疫力が低下していきます。
これはストレスによって交感神経が優位な状態が続き、
顆粒球によって体内に活性酸素が発生しやすくなるからです。

むろん、ストレスによる免疫力の低下は皮膚だけでなく、全身に及びます。
ただその中でも、皮膚は免疫低下が起こりやすい部位と考えられます。
なぜなら、重要度が比較的低いからです。
心臓や肺などの臓器の免疫が低下すると、
たちまち人間は生命を維持できなくなってしまいますが、
皮膚は多少冒されても大きな影響はありません。

ストレスが多い人には抜け毛が起こりやすいという事実もあります。
これも体の免疫力が不足してきたときに、
まず生命活動に関係の浅い部分から免疫の供給をストップしていくように、
体が適切に判断しているものと考えられます。

生活習慣など

乾癬を起こす原因として、もうひとつ有力なのが不規則な生活習慣です。
これも自律神経の乱れを起こす要因になるからです。
特に偏った食生活と睡眠不足は、あらゆる不調の原因になるので注意しましょう。

食生活
肌の新陳代謝が正常に行われるには、
必要な栄養素が十分に備わっていることが条件です。
ビタミンの不足は肌に悪い影響を与えます。
肉類中心で野菜や果物がない食生活になっていないか、
見直してみましょう。
睡眠不足
昼間起きて活動しているときは、体中でエネルギーを消費しています。
つまり、皮膚の細胞も傷ついているということです。
その消費したエネルギーを充足し、細胞を修復させるのが睡眠です。
睡眠中は成長ホルモンによって、皮膚の新陳代謝も活発に行われます。
適度な睡眠が確保されなければ、細胞は傷ついたままになり、
新陳代謝のサイクルも狂ってしまいます。
それが肌に起これば、乾癬という症状になるのもうなずけます。